

2026年9月4日
当社代表取締役CEO 大木隆生が実行委員長を務める「第21回 Japan Endovascular Symposium(JES2026)」が、2026年8月21日(金)から23日(日)までの3日間にわたりオンラインで開催され、盛会のうちに終了いたしました。
本年の参加登録者数は1,429名に達し、このうち医師は829名となりました。 また、3例のLIVE SURGERYを実施し、最大700名を超える医療従事者がリアルタイムで手術を視聴しました。
JESは、当社代表の大木が2006年に立ち上げた、血管内治療に関する学術シンポジウムです。第21回となる本年も、全国の第一線で活躍する医師が参加し、最新の治療技術や治療戦略に加え、実臨床における課題や治療選択について議論が行われました。
RIBSをテーマとしたシンポジウムを開催
最終日には、「TEVAR(RIBSを中心に)」と題したシンポジウムが開催され、弓部大動脈疾患に対するRIBS手技の臨床的価値や今後の課題について、全国の主要医療機関で血管内治療を行う医師による議論が行われました。
本セッションでは、近年登場した新たな弓部大動脈治療デバイスとの比較も踏まえながら、10年以上にわたり臨床現場で改良と実績が積み重ねられてきたRIBSについて、各施設での治療経験が共有されました。議論の中では、患者ごとの解剖学的特徴に柔軟に対応できることや、開胸を伴うハイブリッド手術(total debranchバイパス)を抑制し得ることなど、RIBSの解剖学的適合性と低侵襲性が評価されました。
また、2025年末にRIBSを新たに導入した施設からは、初期3症例すべてでTechnical Successを達成した臨床経験が報告されるなど、RIBS手技のさらなる普及に向けた重要な臨床経験も共有されました。
さらに、RIBSの臨床導入を経験した第一線の複数の医師から、「以前の治療には戻れない」との声も聞かれ、RIBSの導入を通じて、開胸手術から低侵襲な血管内治療への移行を医療現場が実感し始めていることが示されました。 一方、現在のRIBSは未承認デバイスを用いた治療であり、その普及には制約があることから、専用デバイスとしての早期製品化を期待する意見も示されました。
当社は今後も、これまで蓄積されてきた臨床経験を製品開発に活かし、一人でも多くの患者様と医療現場にRIBSという新たな治療選択肢を届けることを目指し、開発を推進してまいります。
主催:Japan Endovascular Symposium研究会
URL:https://www.japanendovascular.com/index.html